Interview2020.10.16
日本と韓国の国際結婚。「つながり」を大切にしたあたたかな結婚式
外国人の彼との華やかな国際結婚。けれども、結婚式ではお互いの国の文化や言語の違いが壁になることも…。そこで今回は、韓国人の旦那様と韓国で式を挙げた卒花嫁さんに、相手の文化を尊重しながらお互いのゲストに楽しんでもらうコツについて伺いました。国際結婚を挙げる方もそうでない方も、素敵なおもてなしのアイデアは、きっと参考になるはず。
日本とは異なる文化を持つ韓国の結婚式ってどんなもの?
出典:田中詩織
2019年11月に、韓国で結婚式を挙げた新婦の田中 詩織さん(以下田中さん)。旦那様は韓国人で、日韓の国際結婚です。田中さん自身とてもグローバルな方で、結婚式ぎりぎりまで海外で働いていたのだそう。
日本に比べ、比較的カジュアルな韓国の結婚式では、基本的に披露宴は無く、結婚式・幣帛(ペベク)・ビュッフェスタイルのパーティーという流れが一般的。結婚式自体は短く、式のあとは韓国の衣装チマチョゴリに着替えて「幣帛(ペベク)」という伝統の婚礼儀式が行われるそうです。
日本に比べ、比較的カジュアルな韓国の結婚式では、基本的に披露宴は無く、結婚式・幣帛(ペベク)・ビュッフェスタイルのパーティーという流れが一般的。結婚式自体は短く、式のあとは韓国の衣装チマチョゴリに着替えて「幣帛(ペベク)」という伝統の婚礼儀式が行われるそうです。
鮮やかな韓国の伝統衣装に身を包んだ田中さん。両ほほの赤い印「ヨンジコンジ」には邪気を払うという意味が込められています。
韓国での挙式には、ご親族と親しい友人を日本から招待した田中さん。その際、特に意識したことは、日本と韓国という二つの国、そして友人との「つながり」。文化が違う韓国での挙式ということで、日本からのゲストが気後れしないよう色々と配慮されたそうです。
海外ゲストにも、海外在住でも送れる。国際結婚に便利なWeb招待状
国際結婚で悩むのが招待状。日本で結婚式を挙げる場合は海外ゲストに、海外在住カップルで挙式も海外の場合は日本にいるゲストに、どう招待状を送ればいいか迷ってしまいますよね。
そんな時に便利なのがWeb招待状です。世界中どこへでもオンライン上で手軽に送信できるため、国際結婚カップルにも今人気のサービスです。
結婚式前は海外にいた田中さん。日本の親しい友人への招待状は、「結婚式のWeb招待状 DEAR」を利用されたそうです。
また、様々なWeb招待状がある中で、DEARを選んだ決め手について伺うと、「デザインが圧倒的にお洒落だったから」とのこと。
「DEARの<AYA>というテンプレートを使用したのですが、開いたときにチラチラと舞う桜の花びらのエフェクトがとても素敵で一目惚れ。即決でしたね。招待状には韓国の衣装であるチマチョゴリを着た前撮り写真を使おうと思っていたので、せめて招待状だけでも和を取り入れたいと、ちょうど和風のテンプレートデザインのものを探していたんです。スクロールしたときのアニメーションも綺麗で、日本の和の雰囲気が出ていながらもモダンな印象なところがとても気に入っています」
日本らしさが出るデザインを使用すれば、海外の方にも喜ばれそうですね。
ところどころにちりばめられた水引や鶴など、和のディテールが素敵です。
今回Web招待状を送ったのは、親しい友人のみ。そこで、招待状の内容にもひと工夫をしたという田中さん。
出典:田中詩織
「日本から友人に来てもらおう、と決めた時に、海外なので仲がいい少人数だけ招待したんです。だから楽しい式にしようと思って。それが伝わるように自分たちも楽しい雰囲気で撮った写真をメインに使いました。プロフィール文も堅苦しいのは避けて、いつも見ていただいてる普段のわたしたちの雰囲気を出すように工夫しました」
写真がふんだんに使用できるのも、Web招待状の良さ。さらにプロフィール文や挨拶文はカスタマイズ可能なので、自分たちらしさが出る文章にすると、式への期待も高まりますね。
写真がふんだんに使用できるのも、Web招待状の良さ。さらにプロフィール文や挨拶文はカスタマイズ可能なので、自分たちらしさが出る文章にすると、式への期待も高まりますね。
明るい人柄が滲む、新郎新婦の自己紹介文は読んでいて楽しい気持ちになりますね。
実際に受け取った友人からも「新鮮ですごく楽しい気持ちになった!」と大好評。田中さん自身も、Web招待状の想像以上の便利さに驚いたそうです。
「紙の招待状だと、住所集めから郵送、紙の取り扱いなど色々と気を使いますが、Web招待状の場合、メールやSNSで手軽に送れますし、出欠管理も自動なのでかなり手間が省けましたね」
世界中どこからでも、どこにいる相手にも手軽に送ることが出来るWeb招待状サービスは、今後国際結婚など色々な場で活躍しそうですね。
国際結婚だからこそ、双方のゲストが楽しめる演出で工夫を
出典:田中詩織
言語と文化の違いに配慮したい国際結婚のウェディング。田中さんの場合、結婚式の進行はすべて韓国語で行われたので、日本からのゲストには日本語で書かれた進行表を事前に渡して、今なにが行われているか分かるように準備したそうです。
プレゼントされたチマチョゴリに身を包んだご友人(画像左)。田中さんが持っているのは、友人に宛てた手紙(画像右)。
また、ゲストがより楽しめるようにと、田中さんならではの演出も。
「一番仲のいい友人が、その子の結婚式の時に私にサプライズをしてくれたんです。そのお返しに、当日韓国の伝統衣装チマチョゴリをプレゼントして、着て参列してもらいました」
日本のご友人がチマチョゴリを着て参列するのは、韓国のゲストの方たちもきっと喜ばれたはず。
「それから結婚式の入場曲には、その友人が自身の結婚式で使用した退場曲を選びました。退場曲と入場曲を同じにすることで、つながりを感じてもらえたらと。ほかにも、招待した友人一人ひとりに手紙を書いたのですが、封筒に手作りで共通の思い出をコラージュするなどひと工夫して、これまでの感謝の気持ちを込めました」
手紙は、結婚式前に新婦と参列者が会うことができ、一緒に記念撮影もできる「待合室」と呼ばれる控室で、直接手渡しされたそうです。
双方のゲストが楽しめる、田中さんならではの細やかな気配りと心のこもったあたたかな演出が伝わってきますね。
お互いの国の文化を尊重しつつ、違いを楽しむことが国際結婚の挙式のコツ
出典:田中詩織
招待客が日本のようにあらかじめ決まっていない韓国の結婚式。座席も自由で、招待した友人が違う友人を連れてくることもあるそう。田中さんご夫婦の結婚式でも、立ち見客も出て、当初150名の予定が最終的に170名ほど集まったそうです。
出典:田中詩織
国際結婚のウェディングは、海外で行うか国内で行うか、また双方の国のゲストにどう楽しんでもらうかなど、準備がなにかと大変ですが、お互いの文化の違いを尊重しつつ、それ自体を楽しむことがポイントのよう。手間や負担を少しでも軽くするために、Web招待状を利用したり、賢く準備を進めるのもひとつの手ですね。
「つながり」を大切にした細かな気配りや演出の工夫が感じられた田中さんご夫婦の結婚式。きっと参列した双方のゲストにとっても、心に残る素敵な結婚式になったと思います。
「つながり」を大切にした細かな気配りや演出の工夫が感じられた田中さんご夫婦の結婚式。きっと参列した双方のゲストにとっても、心に残る素敵な結婚式になったと思います。
WEB招待状とはウェブ上に作られるオリジナルの招待状ホームページのこと。お好きなデザインを選んで情報を入力するだけで、簡単に作ることができます。
ゲストの出欠登録や確認もできる便利な機能もあります。ゲストも便利で楽しい!お二人らしい新しい招待状のカタチを結婚式でも二次会でも。
ゲストの出欠登録や確認もできる便利な機能もあります。ゲストも便利で楽しい!お二人らしい新しい招待状のカタチを結婚式でも二次会でも。