Manner2018.5.8

結婚式の「席次表」のマナーって?作るときにおさえるべき3つのポイント

結婚式のスタート前、ゲストが最初に手にするのは席次表。時間をやりくりして出席してくれたゲストに失礼があったら大変です!ここでしっかりとマナーをおさえて、しかも楽しい式を演出できるよう、ふたりらしい席次表を作るコツを紹介します!

結婚式でマナーに違反せず、盛り上げる席次表の作り方

出典:Shutterstock.com
結婚式で席次表を配る目的は、ただ座る位置をゲストに伝えるだけではないんです。ゲストのプロフィールを記載して、隣の席の方とのコミュニケーションのきっかけにしてもらうなど、式の雰囲気の盛り上がりを左右するツールにも♪そんな大事な席次表を作るときにおさえるべきポイントは以下の3つ。

1.席の配置を正しく決める
新郎新婦に一番近い席が上座。一番遠い席が下座。主賓は上座に座ってもらい、下座には当日のホスト・ホステス役である両親が座るのが決まり。その間には、卒業した学校の恩師や会社の先輩、同僚、友人などその場の重要度に沿って位置を決めていくのがポイント。

2.敬称・肩書きを正しく記載する
敬称は一般の方の場合は「様」、恩師や医師など先生と呼ばれる職業の方の場合は「先生」、新郎新婦と同居していて姓が同じ家族は「敬称なし」に。ちなみに、小学生以下の子どもには“くん”“ちゃん”をつける心遣いを♪
肩書きは、新郎新婦との関係によって、「主賓」「上司」「恩師」「先輩」「同僚」「友人」「親族」「両親」などとつけて。

3.ゲスト同士が楽しめる席次に
結婚式の席次は、必ずしも隣の人同士が知り合いとは限らないもの。だからこそ、席次にそれぞれのゲストのプロフィールがひと言でも載っていれば、それをきっかけに会話が弾む可能性が。そんなちょっとした工夫が結婚式をより盛り上げることを忘れずに♡

その間違いはアウト!?犯してしまいがちな席次表ミス

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席次表は、社会人としてのマナーが試される大事な書類のようなもの。普段あまり意識していないような会社の上司の肩書きやプロフィールなども、間違って記載してしまったら、最悪刷り直し!?なんてことにもなりかねないんです!念には念を入れてチェックするのがポイント。では、どこに注意して作れば良いかをご紹介します。

1.名前の間違いに注意
名前を間違えるのは、かなりのマナー違反。たとえば「さいとう」さんの「さい」の字の表記には、斉・齊・齋などいくつもあります。どの字を使うのか自信が無かったらきちんと調べて、くれぐれも間違いがないように要チェック。

2.夫婦で出席している場合、親戚の肩書きでも注意
夫婦で出席、あるいは子ども連れで出席しているゲストの場合は、「○○様令夫人」や「○○様お子様(ご令息・ご令嬢)」などと記載を。両親の兄弟にあたるおじさん、おばさんは、親より年上の場合は伯父・伯母、親より年下の場合は叔父・叔母と、「伯」と「叔」の漢字の使い分けに注意。間違えるとちょっと恥ずかしいことに…。念入りにチェックを!

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結婚式の前は、ただでさえやらなければならないことが山積みで、新郎新婦ともに忙しい時。でも、席次表にミスがあって、刷り直す時間もない!なんてことになったら、幸せな門出も台無しに…。そんなミスを回避するために、ふたりでダブルチェックをするとか、ふたりのことをよく知っている友人に見てもらうのも◎。最近は、席次表をくるくる丸めてリボンなどで結んだ「くるくる席次表」なども人気。テンプレートがダウンロード出来るサイトなどもあるので、ふたりらしい席次表を作って、会場にやってきたゲストに笑顔になってもらって♡