ゲストが本当に喜んでくれる、ウエディングセレモニーの演出５選

結婚式の会場の入り口は、これからのセレモニーの盛り上がりを占う重要なポイント。演出方法はいろいろあるけれど、結婚式が始まる前からゲストの気分を上げてもらうのが大事。会場入り口のウェルカムスペースには、ウェルカムボードを置き、メッセージを添えてゲストを歓迎するというのが定番。でも、式が始まるまでの時間は、意外に退屈してしまうもの。なので、そこにウェルカムフードやプチデザートを並べて、お茶やスパークリングワインなどと一緒につまんでもらうのも、お祝いムード一杯になっておすすめ。そこにふたりの思い出の写真を飾れば、それを話題にゲスト同士の会話も弾むかも。ゲストとカップルが記念写真を撮るフォトブースは、思わずみんながSNSにアップしたくたるような、ふたりらしいレイアウトに凝ってみて。

花嫁が放り投げたブーケを受け取ると、次の花嫁になれる♡そんな映画のシーンを見て、いいな～とため息をついたことが誰にでもあるはず。最近では、ひもやリボンを人数分用意して、1本だけをブーケに結んでおき、参加者が一斉に引いて誰かひとりがブーケを引き寄せるブーケプルズも人気。はずれのひもには、可愛いチャームなどを付けてプレゼントするという優しい花嫁も。ただ、ブーケトスやブーケプルズの場合、参加者は未婚女性限定。なので、周囲にそれを知られたくない…という人もいます。そういう場合は、男性版で盛り上げてみて。花婿が花束に似たブロッコリーやアフロヘアのかつら、胸に挿しているブートニアを投げ、受け取った男性が次の花婿に。男女ともに盛り上げる楽しいシーンにしてみて。

ウエディングケーキに入刀したあと、花嫁が花婿に、花婿が花嫁にスプーンでケーキを食べさせ合うファーストバイト。一生食べるものに困らないようにします！というお互いへの誓いの儀式。というとちょっと堅苦しい感じだけれど、巨大なスプーンやしゃもじなどを
使うカップルも増加中。大きなケーキを食べさせようとしたら、勢い余って顔中にクリームが！！なんてことになって、会場は爆笑の渦に♪この儀式のアレンジ版が、今まで育ててくれた両親やお世話になった方に食べさせるサンクスバイト。そして親から旅立つ娘・息子に対するラストバイト。ご両親の涙に、思わずもらい泣きしてしまうゲストもいたりして、感動的シーンになりそう。

結婚式では、たくさんのゲストを迎えても、ひとりひとりに感謝の気持ちを伝えるのは難しいもの。そこで登場するのがメッセージカード。ゲストの席の卓上に心のこもったメッセージを書いたカードを置くのが普通だけれど、そこはふたりでいろいろ工夫してみて。手作りのメッセージクリップに挟むとか、クッキーなどのお菓子に添える。またウェルカムスペースにカードをぶら下げたガーランドを飾り、自分で探してもらうのもゲームっぽくて、ゲストに楽しんでもらえるかも♪また、キャンドルに専用の蓋をかぶせると直筆のメッセージが浮かぶというクレールストーリアも人気。式場で対応してくれるかどうか聞いてみて。

結婚式の最大の見せ場、指輪の交換を盛り上げるのが、リングボーイ、リングガール。牧師や神父に指輪を届ける役目をする子どもたちの姿に感動して、見ている大人達がみんな微笑ましい気持ちになる瞬間。カメラを持っていれば、絶対に逃したくないシーンになること間違いなし！親戚や友人に小さい子どもがいたら、声をかけてみては？そして、指輪を載せるリングピローや子どもたちの衣装は、是非結婚式やふたりのイメージに合わせて準備すると、センスの良さをアピールできるかも♪ちょっとハードルは高くなるけど、ガール、ボーイの代わりに、ペットのワンちゃんに持ってきてもらうという演出も。ゲストの目はワンちゃんに釘付け必至♡

結婚式は、お祝いのムード一色だけれど、それをさらに盛り上げる演出はさまざま。そして、各演出によって、ふたりらしさを付け加えることがいくらでもできるのが嬉しい♪いろいろ工夫してゲストと共に忘れられない結婚式にしてみて。